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忘れたはずなのに、 未だに覚えている。 手紙は人の波に飲まれて。 在処も知れぬ儘、 嵩を増す。 境界で左右を忘れ、 二人きり 描いても、 意味は持てず されるが儘に、 焦燥となるのだった。 だれも しらないばしょで どこにいたのか わからなくなってしまったけど わすれさられて しまいそうで ここまできてしまったのなら 過去は隠すこと出来ずに、 背負い続けていく。 仕方がないと、 受け入れてみても、 針は何かを伝えているようで。 鍵のかかった箱を 開けてみたのか。
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忘れたはずなのに、 未だに覚えている。 手紙は人の波に飲まれて。 在処も知れぬ儘、 嵩を増す。 境界で左右を忘れ、 二人きり 描いても、 意味は持てず されるが儘に、 焦燥となるのだった。 だれも しらないばしょで どこにいたのか わからなくなってしまったけど わすれさられて しまいそうで ここまできてしまったのなら 過去は隠すこと出来ずに、 背負い続けていく。 仕方がないと、 受け入れてみても、 針は何かを伝えているようで。 鍵のかかった箱を 開けてみたのか。