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遥か遠くの風の音、 聞こえているのでしょうか。 その日は雨が強い日で、 この音は、消えてしまった。 お昼のチャイムが鳴り始め、 夢中で眠っていたの。 気が付けば周りは暗くて、 目を開けたら、 星が散ってた。 あの日の空は、 とても暗くて、 流れ星が、 流れてるでしょう。 空にある星が 散っていたら、 風の音が 聞こえるのでしょう。 雨で、傘を差したら、 急に晴れてしまったよ。 風の音が聞こえないほど、 雨が降っていた。 みんなみんな ころがっていて みるのに むちゅうでいたの めをあけて いつもやさしく だれのほうに ゆびをさしてる あの日の空は、 とても暗くて、 流れ星が、 流れてるでしょう。 空にある星が 散っていたら、 風の音が 聞こえるのでしょう。 芝居唄の事は、 分からずに。 一つとも 忘れなれないのです。 其れから学び始めて、 浅葱色になるのでしょうか。 あの日の空は、 とても暗くて、 流れ星が、 流れてるでしょう。 空にある星が 散っていたら、 風の音が 聞こえるのでしょう。 遥か遠くの風の音、 聞こえているのでしょうか。