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抗いなど見向きもせずに、 回帰符の様に見えて往くか? 問う虚ろな物たちは、 消えてゆくだけでした。 明日を乞う声達は消えてしまうのか? 願うのみだけ神様は見捨てないでくれるから! あの時を忘れられないのでしょうか? 閉鎖されるのみの 枯葉のように舞い散るだけで 消えてゆくだけなのです。 迷い続ける言葉を飲み込むことは出来ぬ儘、 切り裂いた思い出は爆ぜた! 陽が沈むただの夜は、 闇夜へと流れ落ちてゆく、 月夜は消えてしまわぬまえにと光を探し求める、 あなたはもう居ない探すことも出来ないから 降下するのみの普遍が、 神よ! 只管にもがく私を、 見捨てずに見守ってくれないか? 目に見えるものはただの戯言、 次のうたを待つのみ。