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啄む鴉の声、 刺し続けられ動けずに、 息の出来ぬ人々は今に、 死を待つのみと悟った、 空っぽの脳をひらき、 膿を取り繕うのでした。 戻れない所へきたあなたを、 ただ殺すのみなのです! 声もだせず、 躰を切り開かれてしまい、 血を流しては、 次へと飛沫が飛ぶ、 焼き尽くすこの躰は、 直向きに啄み続ける、 あなたの声も届かずにきえる。 揺らぐ摩天楼の中で、 微笑する君の声が、 最期にきこえるのです。 頭の中が真っ白になって、 おわりをしった。 全て月夜の所為です。
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啄む鴉の声、 刺し続けられ動けずに、 息の出来ぬ人々は今に、 死を待つのみと悟った、 空っぽの脳をひらき、 膿を取り繕うのでした。 戻れない所へきたあなたを、 ただ殺すのみなのです! 声もだせず、 躰を切り開かれてしまい、 血を流しては、 次へと飛沫が飛ぶ、 焼き尽くすこの躰は、 直向きに啄み続ける、 あなたの声も届かずにきえる。 揺らぐ摩天楼の中で、 微笑する君の声が、 最期にきこえるのです。 頭の中が真っ白になって、 おわりをしった。 全て月夜の所為です。