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是か非かを問うている鳥を、 安全な籠に入れ、 ゼロに戻どした事を忘れ、 完全なモノを見るの。 絡まった糸を引いていると、 いつの間にか消えていた。 どうか届くようにと叫び、 雲の無い空を眺めたことを知れば、 白くなり、 手を上げれば、 色は褪せて消えるでしょう。 何時か忘れて仕舞うのかと、 よく語られていますが、 儚く散った、 あの頃はもう、 遠くへ消えていった。 それは明星に彩られ、 針が指し示すので、 抗うことも、 出来ずにもう、 遠くに消えていった。 「明日の夜にあの丘でね。」 名の無い星すら見た。 愚直に信じた星占いを 理解しようとせずに。 白く光ったあの場所まで、 ロープで足を結び、 梅の花はとっくに落ちて、 止め処なく流れた季節の先はもう、 白くなり、 手を上げれば、 色は褪せて消えるでしょう。 何時か忘れて仕舞うのかと、 よく語られていますが、 儚く散った、 あの頃はもう、 遠くへ消えていった。 それは明星に彩られ、 針が指し示すので、 抗うことも、 出来ずにもう、 遠くに消えていった。 足を引きずりながら、 失くした想い、 忘れないで。 全て星空の所為です。 何時か忘れて仕舞うのかと、 よく語られていますが、 儚く散った、 あの頃はもう、 遠くへ消えていった。 それは明星に彩られ、 針が指し示すので、 抗うことも、 出来ずにもう、 遠くに消えていった。 結んだ約束さえも、 燦然と輝く星が照らし、 影さえも消えたのか。