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酩酊した、 寄る辺無さに、 目を塞ぎ泣きじゃくる。 それは届くはずのない、 明日を眺めている。 乾電池が、 堕ちてしまい、 液体が零れていく。 喉は潤ったが、 焼け爛れ戻れなくなった。 不甲斐無さ故に怖気付く。 ゆくりなく消えたモノで、 戻れないからと目を塞ぐ。 未だ未来は見えず。 停電した、 困り果てて、 その場で目を合わせる。 進めなくて戻れない。 「いつか」を信じている。 死ねず終い。 辺り一面 憂鬱で満たされた。 「いっそ遮るなら 邪魔はしないでくれ!」と叫ぶ。 不甲斐無さ故に怖気付く。 ゆくりなく消えたモノで、 戻れないからと目を塞ぐ。 全て届かぬ所為です。 不甲斐無さ故に怖気付く。 ゆくりなく消えたモノで、 戻れないからと目を塞ぐ。 全て▇▇ぬ所為です。 首が取れた。 戻れないと悟ったから。