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久しくなりますが、 見えていますか? 彷徨う果て、 書き記すは即ち、 凛とした視線、 目を逸らし荒んだ、 過ちを足す唄。 風に乗れ、 未だ明は見えず。 もがき苦しみ、 歪もうとも。 祭殿に委ねた身が、 遠い意味を示した。 癖にあらずとも。 風に乗れ、 未だ今日は見えず。 既に遅れて、 しまおうとも。 集合に委ねた身が、 遠い未知を示した。 時が過ぎようとも。 捲るページの先は過ち、 再度過ち、たちまち恥曝し。 拒む路地裏 視線、 手を伸ばす振りをした、 過ちを見た唄。 蔑ろ、濁る眼は。 憤り、 繰り返し、 繰り返し、 やり直し。 そうとした事項に傾いて、 しがみ付く様を見ました。 「風に乗れ」 嫌だ、と背を向ける。 やがて苦しみ、 崩れようとも。 感情に委ねた身が、 遠い位置を示した。 時計が止まる音。 縛り ピンを付ける、 停滞の重みは、 再び戻ること無く。 陽が20を指した頃、 影の向く方を決めろ。 愛とした書き写し、 脊髄の隅まで飲み込んで。 風に乗れ、 未だ明は見えず。 もがき苦しみ、 歪もうとも。 祭殿に委ねた身を、 遠き先に託した。 時にあらずとも。 風に乗れ、 未だ今日は見えず。 既に遅れて、 しまおうとも。 集合に委ねた身が、 遠い未知を示した。 息が切れようとも、 知らぬ灯が見えた。