不確かな形容の者を 忌み嫌う、 現を抜かす鳥の羽が 崩れていく、 思い込む程に怖くなる、 嘘か真か? 謂れは正か? 考えることも出来ぬ儘、 誰が為に唄を刈るのでしょう。 悔い改めぬ世迷言を 忌み嫌う、 上振れた確率を破棄し 夢を視た、 知ろうとすれば遠のいていく、 嘘か真か、 謂れが正か、 考えることも出来ぬ儘、 誰が為に唄を撒くのでしょう。 繰り返し啼いた筏が、 ふたたび川と混ざり、 独りでに囀るモノに、 流され動けぬまま。 繰り返し啼いた筏が、 ふたたび川と混ざり、 独りでに囀るモノに、 流され動けぬまま。