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胎内を蠢く、 豊満な記憶とか、 一人残らずきえていくと、 最後は此処に着いた。 煌びやかな音色が、 私の心を只管抉る。 貴方の背中を追い抜きたくて、 貴方の死体を踏んでいた。 然り、手には横線滲む傷、 虹色に光る此の世界。 白い夜空に木霊するのは、 吐く蝶共の唄声。 一人で泣いてたら蛇が垂れた、 火種、灯すことなく。 地雷と化す様は、 谿壑の底で終わる。 一人残らずきえていくと、 最後に彼に告げる。 実は腐り、 木々等は彩って、 貴方の墓場から栄えた花は、 汚く濁って枯れ果てていた。 怒り、手には反故重ね燃えても、 鉄格子に触れたまま揺らぐ。 白い夜空に木霊するのは、 白鳥共の唄声。 独りで鳴いてたら蛇が垂れた。 火種、灯すことなく。 白い夜空に木霊するのは、 吐く蝶共の唄声。 一人で泣いてたら蛇が垂れた、 火種、灯すことなく。 白い夜空に木霊するのは、 吐く蝶共の唄声。 一人で泣いてたら蛇が垂れた、 火種、灯すことなく。

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2024-12-18(ver.1470)

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