夢見がちな道端で、 携帯ゲームが招く。 信じてますか? 穿つこの道、 声を頼りに歩く。 未だ覚えている記憶は、 いずれにせよ気味悪い。 海月が飛んだ、 晴れのち雷雨、 01の一括処理。 霈も雫もまだ無く、 露骨に見せびらかす。 鍵を操るは、 あなたの意思で、 好いと感じるのでしょう? 麻酔薬を。 人工的な杭を打ち込まれ、 中動的な足跡。 ガチャリと開く傷、 全て無意味な所為です。 答えは無く。 変化のない拘束は、 想像が足りないけど。 悴む右手、 閉まる入口、 やけに脆い城壁。 咲いた花を捨てる覚悟は、 わたしにはあるのですか? 売却されて、 廃棄されます。 あなたの所為なのですか? 雀の住処はもう見えず、 嘘吐きの証です。 行き場をなくして、 水彩画から、 喋り方を忘れた、 死者が惑う。 規則的にからだをふるわせて、 中動的な爪痕。 ガチャリと回る指、 全て無意味な所為です。 答えを視ず。 夕焼け小焼けで日が暮れて、 山のお寺の鐘が鳴る、 お手々繋いでみな帰ろう、 鴉と一緒に帰りましょう。 夕焼け小焼けで日が暮れて、 山のお寺の鐘が鳴り、 創造の木の実を捨て、 世界が一つになりました。 子供が帰った後からは、 丸い大きなお月様、 小鳥が夢を見る頃は、 空にはキラキラ金の星。 夕焼け小焼けで日が暮れて、 山のお寺の鐘が鳴る、 お手々繋いでみな帰ろう、 鴉と一緒に帰りましょう。