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何気ない 日の夜の2時 藍に染まる部屋で ふと窓の外を覗くと其れに 手足を掴まれた それに引っ張られ 窓をすり抜けると ハイファイな浮遊感が 藍色の部屋を抜け出し 真夜中の街に溶け こ ん で い る 藍色に 染まる 街に溶け込んで 妙な安心感 時間も此処が何処かも よく分からない ただ浮かんでいた 目が覚めると 太陽がなく 月が眩しい 妙な浮遊感 安心感 あの夜を く り か え す 藍色に 染まる 街に溶け込んで 妙な安心感 時間も此処が何処かも よく分からない ただ浮かんでいた 人気のない街で 一人溶け込んだ 満たされていた 少しも寒くないのに 寒気を感じ それが温かい 気が付くと体が 無くなったのか 何も感じない 自分が何だったのか 霞んでいたよ 気のせいなようだ 浮かんでいるのか 落ちているのか 生きているのか 分からない よく分からない ra thi ye wi hgu mme ni qa