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戯言に身を任せ 無意義な会話を延々と 夜明けのこの町は いつまで続くのだろうか 小糠雨降る朝の街頭は いつもの日常的な風景 時間に身を任せ歩けど歩けど 心に残るものは筆舌つくし難い 今日の朝 聞いたのは 電車の音と 発車ベル 今日の朝 聞いたのは 町ゆく人の 伝播音 昨日消えた物語は 明日に繋がるメッセージ そこから感じるものは ただ一つ 「猗」でした 糠雨が降る街の路地裏は どこか静謐な雰囲気で 解けない感情を背後に感じて そこには何もない空間が一つあった 今日の朝 聞いたのは 誰かの 諺と情 今日の朝 聞いたのは 町ゆく人の 第四次元 昨日消えた物語は 明日へとつながるプロローグ そこから感じるものは ただ一つ 「歟」でした 人に拘り泥濘に 落莫した時は 真夜中に降り注ぐ 無観客の演奏を 意識が昏々とする 悪意のない行いは 無傷の者の言葉 「李下に冠を正さず」 戯言に身を任せ 無意義な会話を延々と 夜明けのこの町は いつまで続くのだろう 昨日消えた物語は 明日に繋がるメッセージ そこから感じるものは ただ一つ 「猗歟」でした

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2024-12-18(ver.1470)

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