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開かれた目の前に、 不可視の色があり、 塞がれた目の前に、 可視光が見えました。 開かれた目の前に、 淡い暗さがあり、 塞がれた目の前に、 光がありました。 泥水に入れられて、 足元が見えず、 気づいたら、 暗礁に乗り上げていました。 白と黒の狭間で、 揺蕩う眼は、 七度上の意識の中で、 何を見て何を過つ? 右と左の外で、 傍観していた、 前頭葉だけ木偶と化し、 何もかもノイズになり消えました。 塞がれた目の前に、 温かさがあり、 開かれた目の前に、 冷たさがありました。 塞がれた目の前に、 近づくものがあり、 開かれた目の前で、 遠くに消えました。 眼球を押し込まれ、 瞼を開くと、 陽光が、 盲点だけを照らしてました。 神様の言う通りに指を向けたら、 指先を、 握られ折られてしまいました。 白と黒の狭間で、 揺蕩う眼は、 七度上の意識の中で、 何を見て何を過つ? 右と左の外で、 傍観していた、 前頭葉が嘘を吐いて、 間違えているのでしょう。