: 2008
: 60
蛍光灯の明かりの下に、 艶やかな足跡は無く、 四辺形の角で身を潜めて、 手を握るのです。 抗いもせずに身を潜めた、 厄災を携える者、 瞬く間に入り込む呪いが、 雷雲をおこす。 泣きじゃくれて、 息を潜めず、 害を及ぼすのでした。 あなたの夢に囁くが、 何も応えない。 崇拝をすることに意味を 与えてはいけません。 彼方に響く轟は、 全てに応えて、 飽きがまわるそんな時を、 待ち続けていたのか。 ここにネタはありません。 糾える運命の行き先、 何も見えないその先に、 偶像と偶像のすき間から、 理にかないますか? 磨り硝子の向こう側のそば、 見つめている有象無象、 間違えたモノだけ手繰り寄せて、 背を向けるのでしょう。 泣きじゃくれて、 息を潜めず、 害を及ぼすのでした。 あなたの夢に囁くが、 何も応えない。 崇拝をすることに意味を 与えてはいけません。 彼方に響く轟は、 全てに応えて、 飽きがまわるそんな時を、 待ち続けていたのか。 わずかな時間を、 見つけない 見つからぬ儘、 全部あなたの所為です。 あなたの夢に囁くが、 何も応えない。 崇拝をすることに意味を 与えてはいけません。 彼方に響く轟は、 全てに応えて、 飽きがまわるそんな時を、 待ち続けていたのか。 歪んでいる場所を、 落胆の眼差しで、 触れまいとしていたのか。