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携帯を網羅して、 まだ見えぬ理に嘆くなら、 空箱の中は見えない、 空虚な文字は心で砕ける、 手を伸ばし浄化し、息を吐く、 今日の天気は晴れ。 掌は繋げないが、 揺れたのは紛れもない現実。 その意気が下がってゆく様を、 見届けるばかりで。 風が灯火を避けることは、 灯火が風を叫ぶのならば、 携帯を落とした信号機。 開かれた星月夜へ。 湧き出た丈と懐、 子葉が舞い散る様子を見てる、 空箱の中は見えない、 悪意が故に閉じ込めていたの。 秋風に吹かれ落ちて行った、 太陽が光り寒い天気も。 漏れ出た声に悲しむ? 所詮自分勝手な様ですか? 日が沈む光景を是とせず、 只 あなたが生きていますように。 携帯を落とした信号機。 灯火が風を叫ぶのならば、 風が灯火を避けることは、 全て電子の定めです。 携帯を落とした信号機。 灯火が風を叫ぶのならば、 風が灯火を避けることは、 全て■■の定めです。