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いつもと 違う 景色 気配 時の流れ 何故だか 違和感が 僕の頬を撫でている 夢の中で 見るもの達が こちらを 落としたゲームの 裏の方から 覗いてる 僕らは 裸足で逃げ出した 握った手 汗ばんで 気づくと 辺りは 暗くなり 闇に 飲まれました 真夏の 夜空は目眩まし まるで 悪夢のようで カエルが 鳴いても帰れない 哀に 呑まれました 夢の中で 見るもの達が こちらを 落としたゲームの 裏の方から 笑ってる 僕らは 裸足で逃げ出した 握った手 汗ばんで 気づくと 辺りは 暗くなり 闇に 飲まれました あのこの 握る手は まるで 無かったようで カラスが 鳴いても帰れない 哀に 呑まれました