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揺れる時と共に、歩んだ軌跡を。 後ろ指が指した後の、 灯りと共に投げ出した。 こわがりと呼ばれ、意味のない雨と。 燃え盛る風とパネルには、 髪と繋ぐ闇? 丸みを帯びた棘の先には 青赤く包んだ扉の先に、 飛び込んで。 瓜二つと感じた空模様。 私を蔑んだ、あなたたちの箱庭。 もがいたのはキミなのだ。 二人だけの世界。 増える窓には近づくなと言われた。 戒めの範囲外では、 首を落とす仲間がいた。 壁の向こうと、その奥の奥に、 蝕まれた骸の骨の 味が広がった! 角張る月と詠んだ言葉が、 蟠る刃の腕を引き寄せ、 飛び込んで? 海原と見た夕陽の季節。 夜の音が響いて、増える声に応えて、 もがいたのはボクだった。 井戸は見えないまま。 夜の音が響いて、増える声に応えて、 もがいたのはキミなのだ。 二人だけの誓い。 夜の音が響いて、増える声に堪えて、 もがいたのは▇▇だった。 井戸は見えないまま。 見たくないものだった。