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絡みつく頭の中、解くことはできず、 世の中に嘘をついた警鐘を鳴らすのです。 帰れない道を進み、やがて独りになり、 その声を嫌でも響かせるのです。 窓から覗き込み、 浅い経験を基に、 誤った思考回路で、 大きな声を立て、 思うようにできなくて。 ふわり、浮かぶ情報は、 不協和音のアルペジオ。 ぷかり、沈む真実に、 目を向けず人々は嘘をつく。 それを信じてはいけません。 そこに無い電磁波を何故か感じ始めて、 銀紙を身に着け安心した気になるのです。 手作りの神を信じ、やがて仲間を呼び、 終わらない深海へと落ちていくの。 捨てられた未来に気付かないまま歩いて、 私達を偽り、 煩くただ叫び、 思い通りにはならず。 くるり、回る掌は、 騙した気になれたまま。 ぷかり、落ちた真実を、 拾い上げて誰かがまた叫ぶ。 それを見つめてはいけません。 窓から覗き込み、 浅い経験を基に、 誤った思考回路で、 大きな声を立て、 思うようにできなくて。 ふわり、浮かぶ情報は、 不協和音のアルペジオ。 ぷかり、沈む真実に、 目を向けず人々は嘘をつく。 あなたは既に死んでいたの?