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言葉に重み感じられなくなり 何かが弾けた 澱む 撥ねる 混ざる 毒と解したの 合わせ鏡が哂う 夕暮れは裂け 星は涙を 心からの言葉はどこにもない ただ隠し続けたもの めくるめく不幸は 生クリームになるからね 透けた魂は君の影だよ どこにでもいる どこにもいない 友達から聞いた話だよ 隣のあの子が 飛び降りたんだって 本当なのかな そこにいる君嗤っているの 何気ない言の葉で シオンの花が咲いたら また会える 果てしない川の向こうに あるのは 星 アケルナルの 光 南 夢に見ていたけど 今 見つめたのは寒空 相思相愛 孤独に倒れ 波間に揺蕩う キミの影 それは ありふれた頭蓋骨を 言葉少なに飲み込んだのは 誰 麻天楼 さぁ 月の息の根を止めるため 心が割れてしまえばそれは 幸せなのに息につけたのは 君とあのひと ヒラメのいびきがとても うるさいので 受動的な束縛をあげる 雨漏りがひどくなったら いつか ここは いつしかの海へ こんな歌など意味はないのです ヒトデが檻から逃げ出すように また 同じ言葉をつなげるだけで 既製品の味がして 調味料を殺す 時間がたてば まな板の上 殺されると気付いたのは 鍋の裏側を 見上げたから