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八月のアブラゼミが 鳴いていた日に とても嫌な事がありました それからは 日が陰って 雲に覆われて 風が吹いて 雨に打たれて すべてを奪われそうで 嫌になりました ある日 ココロに歪ができてて そこをつつかれ ひび割れました 勇気だけじゃできぬことがある 湿って暑い 空気の中 高い所から見える地面が 陽に照らされて 光ってた 昼下がりの公園(公園を歩いてて) 電柱で鳴いている(あの日のことを思い出した) アブラゼミ 嫌な事 忘れられる(むかつく気持ちを) そう思った(セミにぶつけた あの時 ) だけど体が震えている(ふと気が付く あの時のセミが) 上手く鳴くことさえできずに(電柱に止まっていたんだ) 嫌なやつがやってきた(蘇るあの気持ち) 足がすくんでしまう(傷つけたくなる) 電柱をゆらゆら揺らされて(電柱をゆらゆら揺らしたら) 頭から落ちて(セミが落ちてき) (砕け散った) (落ちたセミを 踏みつぶしたんだ) (ピンクのxxが潰れだし) (そして原型 留めぬ姿で) (土に交じって消えてった) (勇気なんて 何の役にも) (立たない) (意味ない) (邪魔なだけ) (必要なのは 強いカラダさ) (それが無ければ 生きられぬ)

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2024-12-18(ver.1470)

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