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イワシがつちからはえてくるんだ | ||
なんねん まえかの ことでした だれかが ハサミで タイムラインを ちょんぎった そして あしたと きのうが つながった あしたの ことは しっている イワシが つちから はえてくるんだ えきの ホームに あながあく すのこが きえるんだ きのうの きおくは きえたけど きえたってことも よくわからないんだ そらの うえから ビルがたつ めが みえなくなってきた はな は かれず とり は とばず ねむる かぜ は とまり つめたく つき は みちも かけも せず まわる いままでと これからが つながって いちにちを とばして わすれて すすんでく ここは もとには もどらなくなった あしたの ことは しっている(クロマグロがとんでくる) イワシが つちから はえてくるんだ(あしたのおひるすぎにとんでくるんだ) えきの ホームに あながあく(ぼくらをめがけてふってくる) すのこが きえるんだ(ぼくらはころされるんだ) きのうの きおくは きえたけど(ああキハダがここまでとんでくる) きえたってことも よくわからないんだ(かわらをつきやぶってとんでくるんだ) そらの うえから ビルがたつ(マグロのはりにはどくがある) めが みえなくなってきた(ささるとできしする) あしたの ことは しっている(ああクロマグロがとんでくる) イワシが つちから はえてくるんだ(あしたのおひるすぎにとんでくるんだ) えきの ホームに あながあく(ぼくらをめがけてふってくる) すのこが きえるんだ(ぼくらはころされるんだ) きのうの きおくは きえたけど(ああキハダがここまでとんでくる) きえたってことも よくわからないんだ(かわらをつきやぶってとんでくるんだ) そらの うえから ビルがたつ(マグロのはりにはどくがある) めが みえなくなってきた(ささるとできしする) |
ヤツメ穴 | ||
いつも行く公園に 通ったことのない道があった 草だらけで整備もされず 山奥に続いてた 暇だったので通ってみました 数分ほど歩いてみると 見たことのないトンネルがあった 仕方ないので入りました 壁を見ると穴が開いてたので 指をつっこんだらちょん切れた 怖くなったので帰りました 嫌な気分になりました 蛙が鳴いたので急ぎました 走ってたら転びました 友達に話したら(初めて) 一緒に行くことになりました(聞いた 話だった) トンネルまで続く道に(付き添いで行くことになった) パイロンが立っていた(怖かったけど) 通行止めを無視して行きました(その道は) トンネルの前に着きました(行ったことが無かった) 入ってみると中は暖かく(横にはビックリマークだけの) 変な臭いが立ち込めていた(標識があった) 床の大きな穴に気がつかず(床の穴から助けようとして) 落ちて体が溶けました(穴を覗いたら溶けていた) (怖くなったので帰りました) (嫌な気分になりました) (蛙が鳴いたので急ぎました) (走ってたら転びました) (怖くなったので帰りました) (嫌な気分になりました) (蛙が鳴いたので急ぎました) (走ってたら転びました) (怖くなったので帰りました) (嫌な気分になりました) (蛙が鳴いたので急ぎました) (走ってたら転びました) (怖くなったので帰りました) (嫌な気分になりました) (蛙が鳴いたので急ぎました) (走ってたら転びました) |
クロマグロがとんでくる | ||
ふみきりで かねつした しつがいき ああ ラジオの となりに そなえる プリンの きげんは きのうまで クロマグロが とんでくる あしたの ひるすぎ ああ ぼくらを めがけて ふってくる まぐろ ころされる ああ キハダが とんできて かわらを つきやぶる ああ まぐろの はりには どくがある ささると できしする クロマグロが とんでくる あしたの ひるすぎ ああ ぼくらを めがけて ふってくる まぐろ ころされる ああ キハダが とんできて かわらを つきやぶる ああ まぐろの はりには どくがある ささると できしする マグロ うぐいすに にらまれた れいぞうこ ああ ただしい こたつに たづねる みかんの よていは くりかえす クロマグロが とんでくる あしたの ひるすぎ ああ ぼくらを めがけて ふってくる まぐろ ころされる ああ キハダが とんできて かわらを つきやぶる ああ まぐろの はりには どくがある ささると できしする クロマグロが とんでくる あしたの ひるすぎ ああ ぼくらを めがけて ふってくる まぐろ ころされる ああ キハダが とんできて かわらを つきやぶる ああ マグロの はりには どくがある ささると できしする |
クラゲ | ||
空を見ていると 宙に浮く何かを見つけた よく見てみるとそれは 巨大なクラゲだった サイズは人の大きさほど 電柱よりも高く飛んでいる この街になぜ来たのか 何のために来たのか 外を歩く人はみんな ヘルメットを被っている いつから居るのか どこから来たのか 誰も知らない 幻覚でも気のせいでもない 確かにそこに居る 窓を見ていると 空を飛ぶ何かが目についた 窓を開けるとそれは こっちに近づいてきた 傘は小さく足は長い 夜になると青白く光るのだ 頭を掴んでくっ付いて 頭蓋骨を溶かしていくんだ 脳みそを食べつくして 増殖していくのだ 獲物を探し近づいて 足で掴んで持ち上げる 高いところから落とし 生きたまま食べていくの 頭を掴んでくっ付いて 頭蓋骨を溶かしていくんだ 脳みそを食べつくして 増殖していくのだ 獲物を探し近づいて 足で掴んで持ち上げる 高いところから落とし 生きたまま食べていくの |