nori
しろへびさまは わらっているんだ | 2720 | |
130854 | 音のない 街から這い出て 私達は行く 赤い空は歪み 道はひび割れ 小さな穴に着きました その人々は アルミをまとい 皆 踊り狂っていた さあ 今夜はお祭りです この祈りを捧げます ああ 願いの歌 ちんどんと 鳴り渡る そこには 真っ黒な てるてるぼうずが 吊り下がってました ああ 願いの火が おおぞらに 立ち昇る それでも 真っ白な 蛇は無慈悲にも 笑みを浮かべました 傷だらけの 水筒の中も/ここの人たちは 底をつきかけ/いつも もめているけど 残りの分全部 君にあげます/あなただけは ちょっと眠たくなりました/そばにいてくれる /とつぜんだった 残酷な目が/ 私を選びました/ひきはなされた さあドレスに着替えたら/そのドレスをきちゃだめです この■を■■■■■/おねがい いかないで (一人の少女の 慟哭がこだまする) (どうして) (真っ黒な てるてるぼうずは) (虚ろな目を向けた) (一人の少女の 慟哭は鳴り止まず) (それでも) (真っ白な 蛇は無慈悲にも) (笑みを浮かべていた) しろへびさまが ないている めぐみのなみだ なんだかさむくなってきた もうすぐあえるかな |
管理 | 830 | |
32119 | あぶら煌めく海のうえ ゆらぐ筏にひしめいて 暑い日差しに手足が震え 裏返った羽は たためずに 仕方がないので呑み込まれ 無数の泡と混ざり合いました それは 身体を閉じ込めて 蝕むモノであり 藻掻けども逃げ出すことできず 溶けてしまうのです それは トリカゴを抉じ開けて 苛むモノであり 悶えども執拗に謗られ 切り刻まれるのです 出来損ないの烙印を 重ね押されて腫れ上がり 冷たい視線を避けるようにと 不可逆的に身を寄せ合った しかし虚飾は剥がれ落ち 気づけば辺りを囲まれました それは 果てしない時を掛け 連なる針となり 絡み合うパルスの波を せき止めるのでしょう ここは狭隘なディストピア 沢山の目が光り 静寂の雑踏の中 管理されるのです 水中列車が走るとき 虹の破片が集まって 星のもと 生まれ変わる 次は貴方の番です。 それは 身体を閉じ込めて 蝕むモノであり 藻掻けども逃げ出すことできず 溶けてしまうのです それは トリカゴを抉じ開けて 苛むモノであり 悶えども執拗に謗られ 切り刻まれるのです |
すなくじらにさよなら | 610 | |
18784 | そらを およいでいく はるか ユートピアへと やけついて すたれたせかいで たちつくしていた ほしがふり くずれゆく まちに くじらのうたが ひびきわたる サイズは きょだいな ひこうきほど ビルよりたあく ぷかりと うかんでいる みおろす そのめに やどすのは かなしみ あわれみ くろいえみ そらを およいでいく ぼくらは とりのこされたけれど こえが かれるまで さけぶんだ たしかに ここにいます よるを のみこんでく ぼくらは いきのこれないけれど こきょうの きおくは ゆめのなか すなくじらに さよなら さびついた ゆうやけにむけて ないうでを のばす わすれられ ねむりゆく まちに さいごのうたを とどけるんだ それは すなから はえてきたんだ サーチライトで えものを さがしだすの おおきな おくちに すいこんで なくなく ごくらく おきのどく そらを およいでいく ぼくらは とりのこされたけれど ゆくあて なくても すすむんだ あしあとを きざむから よるを のみこんでく ぼくらは いきのこれないけれど なみだも きょうふも きえたんだ すなくじらに さよなら かみさまなんて いなかった ほしに いのった かわいたせかいの すなあらしが ぜんしんを とかしてく そらを およいでいく ぼくらは とりのこされたけれど こえが かれるまで さけぶんだ たしかに ここにいます よるを のみこんでく ぼくらを わすれないで こきょうの きおくは ゆめのなか すなくじらに さよなら |
SiGNAL/nori【チップチューン】 | 168 | |
3644 | インスト曲 |