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1976669 |
ああ ぼくらを めがけて ふってくる まぐろ
ころされる
サウンドちょうせいちゅう
しばらくおまちください
赤灯篭の並ぶ参道で
居眠りに地蔵には鯰髭
古びた鳥居をくぐったら
誰かのお墓が建っている
暇だったので通ってみました
数分ほど歩いてみると
二連二拍の正弦波が/二連二拍の正弦波が
来るのです/近づいて来るのです
その見た目から危険だと理解らずに/床の大きな穴に気がつかず
気が付けばもう■■■■■/落ちて体が溶けました
心地よい音 頭蓋の中、
ひとりでに骨が折れ、
たわむれに書いた傘の中、
全てあなたの所為です。
這いずり方が、
思い出せなくなりました、
全てあなたの所為です。
あしたもきのうもきえたまま
そんなことはだれもがしっている
水にとけてゆくあのはいのせなかを
月はみてたようで
の なまえは わすれてと さけんだ/この街になぜ来たのか
/何のために来たのか
なきながら あなたは ヘルメット はずした/外を歩く人はみんな
/ヘルメットを被っている
其処で何を聞いたのです(もうきみにはあえないようだ)(干からびる)
出てこれなくなると知っていた(あかいカラスがないたから)(干からびる)
(ぱんぱん)
蜜を垂らした瓶を割り(きみとすごしたひびを)(水 水 水をください)
日は新た あの夜の丸の中(ぼくはわすれないよ)
手で小突き 足で殴り
口で貶してみました
無色透明の水銀が
数多の命を溶かすのです
冷気の蔓延で/あしたのことはしらないけど
細胞単位の終わりを迎えて/たくさんのほたるはみえるんだ
星が落ちる現象だよ/かくれおに みつけられた
クーネル・エンゲイザー/あしたもはれるかな
あしたの ことは しっている
イワシが つちから はえてくるんだ
えきの ホームに あながあく
すのこが きえるんだ
きのうの きおくは きえたけど
きえたってことも よくわからないんだ
そらの うえから ビルがたつ
めが みえなくなってきた
テキスト見本 |