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夜の路上に信号機が
赤色に光ってた
浦戸の方へ
急いでたので
無視して渡ったら
あー
光の主は信号じゃなく
大きな魚だった
あー
赤い目が見てる
田んぼの光が消えるんだ
うー
風呂の桶たちが枯れたんだ
桂浜がなくなっちゃうんだ
赤く目が光る
目から光線を放つのさ
うー
ボクらも一緒に焦げるんだ
ボクらはみんなしんじゃうんだ
あー
体は銀白色をして
うー
背中の方は灰褐色で
臀鰭は二番目の針が
一番長く
鱸に似た顔付きをした
巨大なアカメだった
夜の路上に信号機が
赤色に光ってた
四十八の滝たちが
牛らを通しても
あー
浜藻の藻たちの言うとおり
青には変わらなかった
あー
赤い目が見てる
田んぼの光が消えるんだ
うー
風呂の桶たちが枯れたんだ
桂浜がなくなっちゃうんだ
赤く目が光る
目から光線を放つのさ
うー
ボクらも一緒に焦げるんだ
ボクらはみんなしんじゃうんだ
あー
赤い目が見てる
田んぼの光が消えるんだ
うー
風呂の桶たちが枯れたんだ
桂浜がなくなっちゃうんだ
赤く目が光る
目から光線を放つのさ
うー
ボクらも一緒に焦げるんだ
ボクらはみんなしんじゃうんだ |