Green wisteria
事が故に | 1740 | |
87930 | 風を受け焦ぐ足へと 輪の形の亜肢が漸近せど 気づかぬが仏は戯言吐き 上下関係を教えようと 我が道往き号を信じぬ愚者は 環が未知へと逝くのだろう 誰が謀った死の角心臓も停まるほど 瞬の極みウランの様に 廻る針の無慈悲に悠幻の明くる日も 為す術亡く果てる 事が故 器持ち注ぐ燃料で ヒドロキシの作る快に浸り 過信せし天使は戯言吐き 如何なる時も踏み進めよ と 闇に酔って号を信じぬ愚者は 止みを知らず詰みを負う 誰が謀った死の角心臓は停まれども 刹那の刻ニュートロンの様に 廻る針の無慈悲に久遠の明くる日も 気づかぬ裡撥ねる 事が故 此岸から飛び降りる輪廻はもう停まらない 瞬く間タービンの様に 誰が望んだこの末困惑を垂れ流し 即座メルトダウンの様に 廻る針の無慈悲で遐代へと忘らるる 消え去る時の亡い 事が故に |
RGB | 1531 | |
87879 | それはある夜のこと 並んで歩く帰り道 耳へ飛び込む葉形の漂白剤が 頭蓋骨を満たして 冷ややかな優しさに 避けて通った逃げ道は 先の見えない真黒な口の中へ 孤凝が折れてました 懐かしく滴り落ちるものに浸っていれば幸せで 枯らしてしまった春は無尽蔵な涙と同じ色 隠れる声を聞かせて 甘い記憶を飲んだのならば 昨日が続く夢を見て 金盞花が咲いた それはある夜のこと 並んで歩いた帰り道 相も変わらず明るく綺麗な月が 星空に囲まれて 沼に足を入れたら 引きずり込まれてしまうのに 突き落とされて真暗な先の底へ 飲み込まれるのでしょう 魁星の成り損ないが後をつけている 見つめる髪は虚ろに開く瞳と同じ色 偽る声を聞かせて シアン化物を飲んだのならば 明日と繋がる夢を見て 黒い百合が咲いた 嘘吐く私くれた人形に御枝を振り下ろした 人想いに切れた糸は舞う花弁と同じ色で 黄色い声を聞かせて シアン化物を飲んだのならば マゼンダ色の夢を見て 白い百合が咲いた |
🔴🟢🔵 | 1402 | |
79276 | それはある夜のこと 並んで歩く帰り道 耳へ飛び込む葉形の漂白剤が頭蓋骨を満たして 冷ややかな優しさに 避けて通った逃げ道は 先の見えない真黒な口の中へ 孤凝が折れてました 懐かしく 滴り落ちるものに 浸っていれば 幸せで 枯らしてしまった春は無尽蔵な涙と同じ色 隠れる声を聞かせて 甘い記憶を飲んだのならば 昨日が続く夢を見て 金盞花が咲いた それはある夜のこと 並んで歩いた帰り道 相も変わらず明るく綺麗な月が星空に囲まれて 沼に足を入れたら引きずり込まれてしまうのに 突き落とされて真暗な先の底へ 飲み込まれるのでしょう 魁星の 成り損ないが 後を つけている 見つめる髪は虚ろに開く瞳と同じ色 なら 偽る声を聞かせて シアン化物を飲んだのならば 明日と繋がる夢を見て 黒い百合が咲いた あ~あ、 嘘吐く私 くれた人形に 御枝を 振り下ろした 人想いに切れた糸は舞う花弁と同じ色で 今 ここに見えるこの色は あなたに贈る言葉 黄色い声を聞かせて シアン化物を飲んだのならば マゼンタ色の夢を見て 白い百合が咲いた 補いあう色は もう白にはなれないな 返る赤しのその手は 選り取り緑の中で悪しく 愛より青い顔をして 翳へと落ちていく |
✊ | 992 | |
38440 | エゴの中へ飛び込み 泳ぐ流れに 向かい風 くるくる回る渦に 頭はなぜが 回らない 彼方に見える先は 薄暗いから 知らんぷり 空に昇る勇気は だからといって ないけど さらば 今は嫌いなものを 踏み越えてこの心 変える変える変える いつか 変える変える変える 絶対 変わる変わる変わる 見返して 跳んだ踏んだ台は そのまま 一歩後にだって 帰らない 水に三つ戻し池へと捨てて イドの中へ飛び込み 広がる景色 澄んだ空 きらきら光る泡は 見惚れたらすぐ 消えるけど 小雨が肌を暖かく包み目の空は晴れ模様 さそりの毒がまわった指はもう線へと伝わらないから さらば 今は嫌いなものを しかばねに周りまで 変える変える変える 跳んで 変える変える変える 飛んで 変わる変わる変わる 孵るまで 枯れる落ちる木の葉の中 風に乗って空に残る 水に三つ立てず池へと捨てて いの中から見上げる 空の蒼さが映る いの中から見上げる 天の広さが映って わかった 変える変える変える 逃げて 変える変える変える 籠って 変わる変わる変わる 構わない 捨てたゴミの山はいつしか 空への道見せてくれるから 夭(わか)く竹を 緑の藤が咲く頃 |
✋ | 374 | |
14362 | 息芽吹き言の葉聞ひて、 夢育ち旅路を始め。 問尋ね答酬受けて 新た 知へと、 足伸ばし 復夢の 頂へと 径庭詰めて。 戯言 虚言 も 丸呑みし、 現が 脇道 へびびたる 歩み 進む。 邪の目 開ひて 歩む 麓道 真直ぐに。 駄足 の 描き方 発句 へ書き記し 初折 終えて 尚進み。 知の糸で布地を織りて、 無知の糸で其を縫いて。 衣着て見形も 粧し 磨き 飾り、 背を伸ばし 復織の 美しきを 妄信しては。 戯言 戯言 も 一吞みし、 如実の 無き迂路 へびれふに 迷ひ 進む。 邪の目 閉じれど 進めた 山道 湾曲に。 駄足 を 描く事 疑はず 二三の折 終えて 道を外れ。 戯言 も 妄言 も 溶かして、 真の 逸脱 へびかむすら 覚え 進む。 巡る道辺に根付く花は白山千鳥。 着付けし衣は着物の皮を被りし布切れで。 邪の目 背負ひて 渡る 獣道 惰行して。 駄足 すら 出らず 挙句の果て 名残の折 終えるは 緑の藤 が 咲く頃。 |
嵌り合う体は | 5232 | |
299931 | うまれた そのいのちのなを ぼくらは なにとよぼう はまりあうからだは なにをみて そのてで なにをすくう やまいになやむ ちをふめないあしに いつかと いいきかせて ふあんにねむる からだが すこしたりなくて だれかに わけてほしくて ひとは だめ だというならば うごくものに すがるしかなくて うまれた そのいのちのなを ぼくらは なにとよぼう はまりあうからだは なにをみて そのてで なにをすくう しばられた いのちのおもさ ぼくらと なにがちがう きめられた こころのみち すすむさきには なにがあるの 嵌り合う体は。 きれいな そのままでは いやがってしまう ぶんしんすれば みをなげることになる うごくもの どうしならしろ ちょっと かわいそうだけど おなじ ひとのあいだは くろ もとめるほどに ちかづいていく うまれた そのいのちのなを ぼくらは なにとよぼう はまりあうからだは なにをみて そのてで なにをすくう しばられた いのちのおもさ ぼくらと なにがちがう きめられた こころのみち すすむさきには なにがあるの うまれた そのいのちのなを ぼくらは なにとよぼう はまりあうからだは なにをみて そのてで なにをすくう しばられた いのちのおもさ ぼくらと なにがちがう きめられた こころのみち すすむさきには なにがあるの |
虚数 | 290 | |
11199 | 彼女は虚数を胸に抱く慈悲深い少女でした。 英雄を持たない彼女はある時に気付きました。 「わたしがてをかしたところで まずしいままではこのまま だれもすくえないの?」 渇いた喉が哀しくて、 形のないそれに 願っているそのままでは、 持てば持つ程虚しくなる 虚数。 ある日少年が彼女の事を助けました。 彼は何でも自由に欲しいものをくれました。 自分がどれだけ頑張ってもその力はこの人には敵わなくて。 あっという間に潤ってた。 命も救える力の前に、 それ一つだけで意味はあるのか? ただ持つだけでは足りなくて i。 傷も治せないままで それを叫ぶことしか 出来ないのはどうして? 枯れ逝くまで注ぎ注がれ 愛。 |
英雄 | 291 | |
10145 | 彼は英雄を自由に使える少年だった。 虚数を知らない彼はある時に気付いた。 「僕に笑顔で仲良くしてくれる人が見ているのは僕じゃないの?」 渇いた瞳が卑しくて、 天秤にかけた 自分とそれを。 あまりにも差が大きすぎないか? 持てば持つ程虚しくなる 英雄。 ある日彼は痩せこけている少女の事を助けた。 「ありがとう」というその顔は、何物より眩しかった。 分け隔てなく手を添える根強く生きる彼女を支えてあげたくて。 気付いたら潤っていた。 「自分」を見てくれた。 それを持つ意味はあるのか? ただ持つだけでは足りなくて Au。 隣で泣いてくれる人の、 傍に居るだけの幸せなのに それに全て打ち砕かれるのか? 枯れ逝くまで使い使われ 金。 |
☂ | 463 | |
15114 | いつも通りの窮屈に つまらないリムショットが鳴る 勿体無い時計にそっと 雨が刻まれる 理由を探していたのか がっつく蛙が声を出す 盗られたいつも通りに 右往左往する 重い私を受け止めて めんどくさがりな受動態 デメリット覚悟の笑顔は 採られた光を返すのか パキパキと音を立て折れる傘と心 支柱になる覚悟は孤独死 変な冠を 被った心を 感じるのはまだ 早かったのか パキパキと音を立て折れる傘と心 支柱になる覚悟は孤独死 変な冠を 被った心を 感じるのはまだ 早かったのか |
☔ | 2476 | |
125066 | いつも通りの窮屈に つまらないリムショットが鳴る 勿体無い時計にそっと 雨が刻まれる 理由を探していたのか がっつく蛙が声を出す 盗られたいつも通りに 右往左往する 重い私を受け止めて 面倒くさがりな受動態 デメリット覚悟の笑顔は 採られた光を返すのか パキパキと音を立て折れる傘と心 支柱に成る覚悟は孤独死 変な冠を被った心を感じるのはまだ早かったのか そしていつかはやってくる 列するスネアドラムが鳴る 時間が語る実像で 已んだ錯覚に あっという間に目が覚めて まだ夢を見てる曲がった芽に ただ包み渡したのは 捩じれた言い訳 騒がれないようにしても 避け道はない余儀もない 何となく見上げた今も 乱曇が濡れる天景色 ペラペラと靡く薄い繋がれた手と手 支柱に成れぬ威勢は溺死 変な冠を被った心を感じるのはまだ早かったのか ここまで引きずり込まれたので 裏に蠍が見えたので 変わらないことに溺れたまま 色はなぞれば パキパキと音を立て折れる傘と心 支柱に成る覚悟は孤独死 変な冠を被った心を感じるのはまだ早かったのか ペラペラと靡く薄い繋がれた手と手 支柱に成れぬ威勢は溺死 変な冠を被った心を感じるのはまだ早かったのか |
✌ | 1416 | |
49228 | 降る言の葉の雨をしとしとと浴びて ひんやり冷たくなぜか乾いていた 歯の黒い狐を見上げ愚行を嘆く 晴れ景色の周りに嫌われ歩く 探した頭は見つからず鈍間と言われ続けて 角も槍も出さず耐えて今殻を突き破る 傷口に塩を塗られた僕らは妖怪して 乾いた地面の味を舐め籤に進んで化けた 制御不能な自立で遅緩な腹を 嘘つく雨は容赦なく撃つでしょう 腫れた目晴れた生熟れ色の空すら 碧く蠢く無私に邪魔されていた 喰らう害鳥に生まれた霧視は悪く循り環る 頭を支配し蝕む規制を撥ね退けろ 宮中に覆われ畝る僕らは補職されて 暗い病みから出て卵を舐め籤に成れぬまま 傷口に塩を塗られた僕らは妖怪して 乾いた地面の味を舐め籤となった 宮中に覆われ畝る僕らは補職されて 暗い病みから出て卵を舐め籤に成るのは 緑の藤が咲く頃 |
石の種明かし | 662 | |
合作 | 19869 | 雨降る記憶に傘差した 吹き散る蕾に実を付けた このまま 涸れ果て消えゆく前に 気づいた此方を見つめる翳に 妖しく輝く海の向こう 見つめる翳は縛られるよう それでも 生み出す幾多の石は 磨けば輝く鉱で 水かきが伸びたなら 泳げるのに 羽が伸びたなら 飛んでゆけるのに 石から作った実を少し 手渡した 渡海 豆果 今輝いて 廻る蔓には気付かないで 素懐 そうか 今満たされた 消えゆく足に気付いたけど まだ隠すとき 身代わりの歌とその声を 君が煌めいて繋がれた夜 生まれた音と 影と 僕の為に 囃された者と囃す者 染められた音で 受け継がれ行く 虚偽の信仰は外法様と成る 才を持ち合わせたら 繋がるのに 技を持ち合わせたら 繋がれるのに 二人の徒党 覚を醒し 心歌う 君の方が 今輝いて 逸る気持ちに蔑まされ もう一回 そうさ 手を取り合って 響かせろよ 此の言の葉を どれだけ前かも忘れたけれど 仰ぐ声が聞こえたから あなたが進むその足元は まだ辿れるはずだ 見えなくなった手 滑る口 締め付けるのは誰の所為か? 隠れた花の痛みごと 押して詰め込む 石の種明かし 渡海 豆果 今輝いて 回る歯車よ嵌り出せ 世界よ さあ聞けこの声を 消えゆく足よ 今動き出せ 今 明かすとき |
チョウチン少女 | 1976 | |
92628 | 休みの朝に目が覚めて 外を歩いていました 街の外れに出た頃に ふと聞こえてきました 幽かに響いた声 急いで走っていきました 小高い丘を登ると 少女が居ました 木の下で横たわる その姿に目を奪われて 解けていく心のまま もっと見ていたいんだ 惚ける頭はどうしても 回らないけど 差し伸べた手の先には 消えたあなたの影 涙が伝う頬っぺたを 抓ってみる はあ・・・ 昨日の今日で気になって/はっとして見渡した あの丘へ向かいました/ここはどこだろう 静まり返って夜も更け/地面は泥濘み 遠くに見つけました/サインボードだけが置いてあるけど 何かを蹴り飛ばし/誰かが近づいてきて 駆け寄って声をかけました/私の手を握ると 「帰ろう」と手を掴むと/触れらているのに あなたは言いました/何も感じない 離れてく 繋いだ手/離れてく 足元が 足を取られ 目は離せない/「手遅れになる前に逃げて」 /「おねがい」 溶けていく意識の中/あ~あ もっと触れて/らららら いたいのに/いたいのに 藻掻いて伸ばした腕も足も/ああ 届かないから/ららら らららら ああ/生きているはずもないの らららら/きっともっと いたいのに/いたいのに 釣られ笑い 僕たちは/釣られ笑い 私たちは 落ちていく/ あ~あ/ららら ららら 溶けていく意識の中/あ~あ もっと触れて/らららら いたいのに/いたいのに 藻掻いて伸ばした腕も足も/ああ 届かないから/ららら らららら ああ/生きているはずもないの らららら/きっともっと いたいのに/いたいのに 釣られ笑い 僕たちは/釣られ笑い 私たちは 落ちていく/ あ~あ/ららら ららら |
赤いカラスが鳴いたから | 14538 | |
合作 | 610158 | 君がいなくなった夜 僕は君を探して回る トンネルを抜けた先に見たのは 目を見開いた海坊主 それと視線があって こっちに近づいてきたけど 赤いカラスが鳴いたとき それは海に帰った もう君には会えないようだ 赤いカラスが鳴いたから 君とすごした日々を 僕は忘れないよ もう君には会えないようだ 赤いカラスが鳴いたから 君とすごした日々を 僕は忘れないよ (でも) もう君には会えないようだ(いきをしてごめんなさい) 赤いカラスが鳴いたから(きみがくれたこのいのちだけど) 君とすごした日々を(あかいからすがないている) 僕は忘れないよ(それが◆をいみしても) もう君には会えないようだ(いきをしてごめんなさい) 赤いカラスが鳴いたから(きみがくれたこのいのちだけど) 君とすごした日々を(あかいからすがないている) 僕は忘れないよ(それが◆をいみしても) もう君には会えないようだ 赤いカラスが鳴いたから 君とすごした日々を 僕は忘れないよ もう君には会えないようだ 赤いカラスが鳴いたから 君とすごした日々を 僕は忘れないよ |
🔴🟢🔵 (English ver.) | 366 | |
合作 | 12777 | So let's wash away your torment again You sure are worried about something else, aren't you? Please don't pour that bleach in my ear As it's too heavy for my empty skull I get it. your silence was made to cull "Here I yearn for you." I should have known that Why was I blind until I felt this cold warmth? There is nothing left for me but to go black as far as the eye can see It seems my heart is broken beyond repair not to call, "seeing you" It didn't move like if my eyes were blind Hid out at there in my unconscious behavior A sharp bolt appearing in a sky that was the same color as my flowing tears Beast-Like Ugly End Let me down the hidden brick road that flows far ahead I am about to drown in a sea full of memories Will there be the tailwind from yesterday in dream All you made bloom was a marigold So let's wash away your torment again You sure were worried about something else, weren't you? Ah, please don't ask me for the moon As it's too dazzling for my murky mind I did my best to watch it from behind "No more needs" I wish I could have said that Why was I greedy until I knew it's worn out I put my foot in the swamp. but was pulled down to the deepest darkest depths It seems I cannot get back anymore Cause it's saying "No place for you to belong" I've been looking away too long My hands like grass look the same color as the eyes lurking behind you Gaze Rips Each Eye Next Let me down the phony brick road that flows far ahead I am about to drown in a sea full of cyanide Will there be the window to tomorrow in dreams All you made bloom was a black lie Use own heart to what I see I wanted to empathize Just until your thing finishes the job Broken flag in my head is the same color as my hands never stop trembling Rigid Eerie Despair Now Colors seen in views that laid out here are the words They are actions that I present to you Let me down the yellow brick road that flows far ahead I am about to drown in a sea full of cyanide Will there be a magenta elephant in dreams All you made bloom was a white lie Ah, the complementary colors Then will no longer assemble to be white Somebody had red me the riot act, and yet I've been standing here alone being green around the guilt Seems that I blue everything along with your woes I must be falling into the dark |