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いつか花の
馨しきを想い、
枯れ散ってしまった
優美な言の葉。
此の世は理不尽で、
中を覗き込んで、
霧の先、終焉に
あなたは去るのでしょう?
投影された結節を、
真理値が暗示すれば、
行方も知らない咎人が、
自ら首を晒す。
月夜烏は捜せども、
月の姫の孤独癒えず。
行方を知ったとて甲斐なし。
Actum est vestrum erit flagitium.
いつか夢の
果てを冀い、
淡い箱の中に
閉じ込め塞いだ。
あなたの為にと、
想い込み並べた。
譫言、雲を突き抜け
孤独の彼方。
繰り下げられた灰神楽。
物憂げなネクローシスが、
行方を晦ます咎人を、
何処迄も追い駆ける。
明け烏が哭き叫べども、
月が微笑むことはなく。
行方を知ったとて甲斐なし。
Actum est vestrum erit flagitium.
投影された結節を、
真理値が暗示すれば、
行方も知らない咎人が、
自ら首を晒す。
月夜烏は捜せども、
月の姫の孤独癒えず。
行方を知ったとて甲斐なし
Actum est vestrum erit flagitium.
いつか願い
届くとしたら。
もう戻ることのないようにと、
見つめていた。 |