次はあなたの番です。
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| 283 | あの夜が開けては、 再度朽ちてゆく花、 頭上から降りかかる水を受け、 私は暗くて何も見えない。 気持ちが悪い快晴と、 柵という鎖から、 翼を羽ばたかせ、 高く遠い未来へ。 視界が明るく光り、 あの空に落ちてゆく、 身の鎧を剥がして、 あの星に成る為に。 周りは目もなし耳もなし、 屍の様な人生から、 私は拓けた大地へと、 次はあなたの番です。 |
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| 155 | 神経が麻痺し、途切れた、 初めての光景と共に、 どうあがいても消せない思い、 嘘と混ざり合って見えない。 死と隣り合わせの生き甲斐も、 手のひらの上で溶けていった。 私を砕き、 終わりへと導く、 身を捨てて浮かび、 全てを無に。 底辺を這いずり、また、 他愛のない会話を始めよう、 次はあなたの番です。 神経が麻痺し、途切れた、 |