未明.
あんこうが溶け | 85 | |
935 | あめゆらぐ かえりみち わきにさかなが おちていた かれはてて そらをみあげて とけてました みたこともない そのあたまに つい きをとられて きおくをすこし たべられました ゆらゆらと まう ほしのように いみなど わからずに つかれた そのからだを あやしめて またさそう くらくなるそら ときのながれ さえ ふりかえらずに あたえられた ひかりとかげを せに ただねむる かぜつむぐ ゆうひごし それは いきなり やってきた きづいたら いたるところに ういてました じょじょにちかづく ちょうちんには だれも さからえず さけぶ こえ さえ たべられました ゆらゆらと まう ほしのように いみなど わからずに つかれた そのからだを あやしめて またさそう くらくなるそら ときのながれ さえ ふりかえらずに あたえられた ひかりとかげを せに ただねむる ゆめからさめて かわりもせず ただかえるみちゆく うみにのこる かすかなともしびに ふたをして |