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あるまちに さまよい
まいごに なった
ねんじゅう
きょくやの このまちに
ひとりで きたんだ
すたれた じんじゃの
とりい くぐる
ひかりが ないのに めが くらむ
ふゆのうみへ おぼれそうで
それが ここちよくて
さむいよる ながく つづく まちの
びょうまに おそわれている
あさやけも ゆうやけも ないんだ
あおが つづくだけ
くらがりの みじかい ゆめを みる
なまあたたかい かぜが ふく
たいようも まひるも きえるんだ
しかいが ぼやけた
あぶない このまちは
うっそうと しています
こきょうは ひさしく なりますが
もう もどれないのです
きずあとが うずく
こごえてくる
ひかりが ないのに めが くらむ
しものうみへ おぼれそうで
それが ここちよくて
さむいよる ながく つづく まちの
びょうまに おそわれている
あさやけも ゆうやけも ないんだ
あおが つづくだけ
くらがりの みじかい ゆめを みる
なまあたたかい かぜが ふく
たいようも まひるも きえるんだ
しかいが ぼやけた
さむいよる ながく つづく まちの
びょうまに おそわれている
あさやけも ゆうやけも ないんだ
あおが つづくだけ
くらがりの みじかい ゆめを みる
なまあたたかい かぜが ふく
たいようも まひるも きえるんだ
しかいが ぼやけた
(さびしくて かなしく すすりなく)
(きく あたたかく でも さむく)
(あさやけも ゆうやけも わすれた)
(もろく きえたんだ) |