刹那に消えるのです。
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ケミカルを溶かした炭酸水、 されど蒙昧は嗚咽をはじめ。 不可解な轟音と、 パラレルの月草よ。 誰にも知られずに、 叫んでいるのでしょうか。 誰もが通る道は、 焦燥も感じますが。 たぐいなき音、 秋晴れの心地を覚えても、 刹那に消えるのです。 |
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たしかに覚えてる、 脳裏に刻まれてた、 ヒトの目を嫌っては、 また場所を変えるのです。 探られる度に逃げ込んで、 過ちに気づいた時、 お墓の前で待ちつづける、 あなたが殺したのに。 このままで良いのかと、 慌てふためくヒトが、 あろうことかその皮膚を、 剥いで被り演技した。 探られる度に殺されて、 過ちも忘れられて、 あなたが愛した盗作も、 刹那に消えるのです。 |