全て鬱いだ所為です。
全て塞いだ所為です。 | 10 | |
142 | 夕風が繰る日々 、 覚めた視線の前で、 17が羽を照らした、 ここに居たかったのに。 虚ろな心に染みる、 影は高く吊るされていた。 偽りの仮面を被る、 虚無の中に咲く。 冷たい風に靡く、 髪 瞿れる羽は未だ、 十七で至らなかった。 それでも遠く 勉めたのに。 偽りの仮面を被る、 影は高く吊るされていた。 虚ろな心に染み入る、 全て塞いだ所為です。 |
譽 | ||
湿った部屋の片隅で、 腕を失くしたが、 痛みも感じられずにいた。 羽で挟まれている。 開かない季節、 希望も捨てた。 助からず居た。 「記憶にあるか?」 それは祝福する曇り空。 現身はありますか? 「夕映え」無垢な希望だが、 高嶺に傾げる。 儚く囀る過去を知り、 華奢な羽根が夕陽を語る。 明けない季節、 記憶が濁る。 助けずに居た。 希望はあるか? 其れは祝福する曇り空。 全て惨状の下です。 |
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インスト曲 |