全て要塞の所為です。
▌【short】 | ||
ならず者が此方を向き、 暗がりの道を歩く。 滴る液に溺れ、佇む。 頽廃に滴る。 歓声で、 振り子描き、 此方を向いている。 それは夢に浸り、 溺れ、 声すら聞こえないが、 それは夢に浸りて、 夢の中彷徨った。 分からなくなり、 復習に燃えては砕け散る。 全て要塞の所為です。 |
▖【short】 | ||
滑り、首から落ち、 全てが壊れた。 踏みつけ、殺し、遊ぶ民たち。 指が突然切れた。 空の如く踏み切る足に、 負荷をかけられ、 締められる首はやがて、 落ちて、 あなたを怨む。 無くした人と共に、 歩いていました。 だけど何処か、古びていて。 海月の様に、足を模る。 空の如く踏み切る足に、 負荷をかけられ、 溺れる記憶を重ね、 全て 要塞の所為です。 |
▙【short】 | ||
穴の開いた両の目で、 此方へ歩くことは出来ず、 腐れたその足で歩き、 彷徨ったのです。 穴の開いた両の目で、 此方へ歩き溺れていく、 強い力が引き寄せ居て、 矢を射るのですか? 軛の奥で、 鐘を鳴らし、 上下に動かし、 彷徨った世界から抜け出せず、 絶望するのです。 開けた儘の溶鉱炉の中、 硝子を溶かし、沈んでゆく。 強い力と首切りで、 人を敲いてる。 足を切り、千切り、食べるものが、 此方へ血が付き掴んだ。 四重の体を繋ぎ 死に至るでしょう。 全て要塞の所為です。 |