全て虚夢の様です。
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832 | 赤らむデバイスを、 そっと覗いてみて。 束の間に程近くが、 烏有に帰す。 物言わぬ尫弱者が、 虚ろなままに羽ばたくので、 悶え 潰れて 暮れ泥み、 元には戻れないのです。 |
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747 | それは春の出来事で、 皆の別れの時だった。 そんな日もいつも通り、 目覚めは遅過ぎました。 皆に追い付いたけれど、 忘れ物をしてしまった。 必死に急いで間に合わせ、 外に出たら、 殺された。 夢はまだ、 これからなのに、 これで終わりなの? もうあの人には会えない、 忘れられてゆくのかな。 |