全て欺瞞の所為です。
⑂ [short] | ||
118 | 堕天した天使が宿り、 碑石の欠片を取る、 ほら 醜い鴨が、 餌を求め歩いてきた。 樺色に刻まれた尺牘は、 不佞を認められず、 統治された緋色の徒花は、 どうしてにげるのだろう? 昇天した悪魔は嗤い、 記録を上書きする、 また 無法者らが、 居場所探し歩いてきた。 統治された緋色の徒花は、 不佞を認められず、 樺色に刻まれた尺牘は、 全て欺瞞の所為です。 |
消滅[short] | ||
107 | あだまはたなあちといぬからん、 生きているか 応えておくれ、 此処を発つのなら、 あぬるそつおれあきるほおりす 突き進むんだ 見つけておくれ、 封じられたモノ。 羨望 抑圧 後悔 煩悩 地球儀の自転を、 狂わせろ さからうな、 混沌と化した世界には、 薬がいるんだ、 穢れた己が身を、 焼き尽くせ 怖がるな。 どんな不服があろうとも、 従うんだ。 |
ㅿ[short] | ||
251 | 道端に落ちた携帯が、 通知音を鳴らした、 見栄を張ることに囚われて、 衰弱してしまった。 啓発された呪詛を呟き、 暗示をかけた傀儡を燃やす、 明日は我が身と露知らず、 呵責をしてしまうの? 美化された言葉を嫌うのは、 恐怖心の表れ。 呆れた神様は笑うが、 許されたといえるか? 啓発された呪詛を呟き、 暗示をかけた傀儡を燃やす、 完璧だとは言い難く、 全て欺瞞の所為です。 |
ㅿㅿ[short] | ||
227 | 教育者に苦情を吐はき、 だまりこんだ狐もいる。 くぐる鳥居に傷をつけ、 したたる水を飲むの? 真夜中に、 死骸が踊る、 他生の縁が切れた。 それは脳無しの怪物に 踏み込まれるほど、 人の笑い声も、 届かなくなるモノでした。 冷たい空気で、 悴んだ手足を落とす、 全て欺瞞の所為です。 教育者に苦情を吐はき、 |