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小窓の外覗き、
その度毎、
目を潤す。
幾千もの星が、
いつもいつも、
こちらを見る。
長い夜 痛くて泣くが、
いつしか気持ちよく、
上へ下へと蠢いて、
その度毎、
痛くて泣いた。
とろりとした液が 私の中を、
満たしてくれた。
私があなたの愛を知ったら、
何も見えなくなるのでしょうか?
小窓をまた覗く、
またあの夜が来るのかと。
逃げ出したい思いがだんだんと、
大きくなる。
めをつむり、(めをつむり)
なかにはいると、(あなたのなかに)
いたくてたまらなく、(だしたくてたまらない)
おおきなこえをだすたびに、(あなたがおおきなこえをだす)
またあなたは、(とてくが)
おおきくなるの。(おおきくなるの)
とろりとした液が 私の中を、
満たしてくれた。
私があなたの愛を知ったら、
何も見えなくなるのでしょうか?
何も見えなくなりそうだ。
何も考えられず、
頭が真っ白になって、
その度毎、
いて座が見える。
とろりとした液が 私の中を、
満たしてくれた。
私があなたの愛を知ったら、
何も見えなくなっていくんだ。
喘ぐ私の上に、
あなたが見つめているの。
只々欲望が、
私のこと、
殺してきた。 |