全てを狂わせました。
カルム | ||
廃れた町を歩いていく、 隠された亡骸を捜す。 起こされた悪事の償い、 未だに首肯は出来ずにいる。 どうしてなの? 何故そうするの? 不埒極む衝動に遭う。 狂酔をした、 譫妄をした、 彼女はまるで玩具の様。 廃れた路 寒空の下、 傷だらけの亡骸はいる。 此の世の全ては狂ってる、 未だに首肯は出来ずにいる。 何処にいるか、 其処にいるか? 深紅染まる、 薄暗がる。 狂酔された、 譫妄された、 彼等の玩具がいました。 幾星霜の時を経て、 あまりに惨く残る、 後に燃やされ灰と化し、 静謐を祈られる。 幾星霜の時を経て、 あまりに惨く想う、 全て燃やして灰にして、 静謐を祈るのです。 |
帰還 | ||
いつか花は、 優美さを絶え、 枯れ散ってしまい、 艱難さえ忘れて。 形有るモノは、 いつか壊れるでしょう。 燃え尽きて、 知らずのうちに、 何も残らず。 刹那に出会った仲間は、 軋轢など無かった。 心無しの元凶が、 全てを狂わせました。 月並みの、 幸せを願う。 希望と絶望の、 狭間に隠れて。 涅槃寂静の、 見えない世界に、 走って向かい、 吸い込まれ、 全てを置いて。 刹那に出会った仲間は、 軋轢など無かった。 心無しの元凶が、 全てを狂わせました。 刹那に出会った仲間は、 軋轢など無かった。 心無しの元凶が、 全てを狂わせました。 刹那に出会った仲間は、 軋轢など無かった。 心無しの元凶が、 全てを狂わせました。 |