全てわらべの所為です。
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朝日が照らす萎びた街に、 美しい石像が在る。 手入れはされていないけれど、 何故か輝いていたよ。 触れてみたくて、 手を伸ばしたら、 石像が動き出した。 黒い眼で見つめられ、 追い掛けてきたので逃げました、 辺りが暗くなってきて、 気づけば消えていました。 |
没 | ||
インスト曲 |
𒐕 | ||
10 | 割れた携帯が、 只、動かなくなり、 付いた傷に触れようとしたら、 余りにも鋭かったよ、 飛び出た血を眺めたら、 固まって増えて消えて行く。 虚ろげに鳴るチャイムの音色、 ひとりでに腐り果てて。 推敲の果て辿り着いたモノ、 見えてはいるのですか? 漏れた液体が、 只、気化して行って、 翠の煙と化したモノが、 此の世に広がり続けて、 やむ終えずに吸い込んだ、 愚か者どもが朽ちてゆく。 推敲の果て辿り着いたモノ、 ひとりでに腐り果てて。 虚ろげに鳴るチャイムの音色、 全て▇▇▇の所為です。 |