全てが皆無な所為で。
ティー | ||
赤道沿いを歩いた、一富士二鷹な素日。 死に物狂いで紡いだ、集合場所のメランコリー。 回路を辿る魚は、ロマンともいかないが、 川の畔に触れていた、 ぐしゃぐしゃの愚者 野垂れ死にもせずに、 訛る風車の中。 毟る木々の根を、金床が知る。 連立不等式とカエル達が、 鈍器でナイフを裂きました。 全ては無に等しいが、 お茶はティーですか? ならず者が叫びました、 声は聞こえない。 |
証 | 131 | |
合作 | 3059 | 俯く現 昨日の雨と、 高らかに叫んだ言の葉が、 東雲に浮かぶ標識。 蔑んだ目をしている。 頭から先 痛みが増して、 不安定に落ちた後悔が、 眼の前を支配していたのだ。 思い出せないまま。 罪を犯したのには、 意味があるのだろう? 本懐と。 今 眠りにつく、 命ともに目を閉じれば、 明日も続く。 意味も持たず、 生きた証の姿。 君が知れば知るほどに嫌で、 身を捨ててしまいそうな時が、 来るようで来ないままなの。 気味が悪いのです。 全てを捨てた摩耗の手には、 何か残るわけが無い訳で、 いたずらに誘われていたのだ。 時間の過ぎるまで。 罪を犯したのには、 理由があるのでしょう? 喉に詰まる言葉が、 今 眠りにつく、 命ともに目を閉じれば、 今も続く。 訳もぼかす、 染みた形の姿。 零れ落ちてしまう。 燃えた 今までの時が。 形だけを遺し、 既に失った全てさえも忘れ。 今 眠ろうとした夜の音に、 耳を澄ませ、 息の詰まる声の伝に、 消えた明かりの姿。 死や喧しさ、水の流れ、 人となれば、現抜かず。 無為と知れば、 全て証の所為です。 息の詰まる |
ブラインド | 38 | |
892 | 崩れ落ちて叫ぶ商人は、 沈み朽ちて行くので、 あの日暮れて 行く陽を見て何を知る? 今だけは泣いていい。 黒い空を見上げて、 何かを感じてた。 占いは全て外れて、 日を跨いだ。 浜辺で見た海の中にある、 黒いトゲが伸び、 青い光を帯びた儘で、 近づいてきた。 青い光で目が眩み そして目が二度と見えなくなるの。 耳障りな音が響く。 骨は溶けてく。 |
ブラインド (132 Ver.) | ||
崩れ落ちて叫ぶ商人は、 沈み朽ちて行くので、 あの日暮れて 行く陽を見て何を知る? 今だけは泣いていい。 黒い空を見上げて、 何かを感じてた。 占いは全て外れて、 日を跨いだ。 浜辺で見た海の中にある、 黒いトゲが伸び、 青い光を帯びた儘で、 近づいてきた。 青い光で目が眩み そして目が二度と見えなくなるの。 耳障りな音が響く。 骨は溶けてく。 |