|
1552 |
黒い羊に食べられた
暗号探して眠ってる
静かな世界の喧噪に
潰された夜でした
誰かが見ている気がしてた
地下道走って渡ってく
全部忘れてしまおうか
そんなこと思ってる
なんか眠い
そんな事ばかり
ドアの向こうには
冬がある
そこから先は何処へ行く
きっと何処にも
行けないまま
誰かを待ってる
その日々が
終わりを招いていた
あなたは馬鹿でした
諄い非通知に埋められた
信号探して喚いてる
うるさい世界の邪魔者に
潰される今日でした
誰も見ていないと泣いてた
路地裏の隅で歌ってる
ここで自殺してしまおうか
そんなこと思ってる
なんか怠い
そんな事ばかり
ドアの向こうにて
誰を待つ
そこから先は知っている
きっと誰にも
視えないまま
終わりを待ってる
この日々が
全てを壊していた
私は馬鹿でした
黒い羊に食べられた
諄い非通知に埋められた
電気羊は夢を見た
そこから先は何処へ行く
きっと何処にも
行けないまま
誰かを待ってる
この日々が
全部無駄だと知っていた
そこから先は何処へ行く
きっと何処にも
行けたような
終わりを歌った
その日々が
全部ゴミだと知った
本当は馬鹿でした
|