ゆゆね氏
保護 | 7 | |
107 | 体液のもとをすべて血とみなすと 今は角膜が乾いて目がみえません 水をください 声を閉じた跡に 正常性バイアスの休暇は、 青白い硝子の先にあります 秘密基地を溶かした夜の暗さに 同情してました。 手を挙げて哀を主張しました 涙は出ませんでした 見上げると空は優美に 意味を欠いていました。 手を挙げて哀を主張しました 涙は出ませんでした 見上げると空は優美に 意味を欠いていました。 折れた傘、高さ品、痛見る。 ただい遠くに割った窓を貸す 確信が得られないと涙は 公害を通します。 手を挙げて哀を主張しました 涙は出ませんでした 見上げると空は優美に 意味を欠いていました。 手を挙げて哀を主張しました 涙は出ませんでした 見上げると空は優美に 意味を欠いていました。 手を挙げて哀を主張しました 涙は出ませんでした 見上げると空は優美に 意味を欠いていました。 手に書いた嘘を希望にしました。 涙は出せませんでした。 「見上げられたら」と下手に 脈を重ねていました。 |