なにか
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303 | きのう ひさしぶりに そとへ おでかけした ひざしがまぶしくて おもわず め がくらんだ まちを あるいてたら みちに まよちゃって ふときづいたら いつのまにか もり にでていた しかたがないから すこし すすんでみた じゃりだらけで あれはてた みち をすすんだ しばらく すすむと さかが きつくなってきて のぼり のぼり のぼり つまづいて ころがりおちました 私に何が起きていたか よく分からないけど でも確かに私は生きていた それだけは確かだった あまがえるが手の横で鳴いている へびが体を這う トンボは土の中で眠っている ずっと ずっと ずっと |