くろがね
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| 冷たい雪が降り積もってて みる／＼うちに大きくなって 何も見えなくなって仕舞ったよ 心も冷め切ったよ 次第に月が影って見えなくなって 星の数すら数えられず 唯々こおりつく 明日も今日も何処も何時か 何も無くなっていく 思い出も凍って仕舞ふから 少しは良かったのでしょうか？ 恥も悔いも喜怒哀楽も 何時か凍りつくから 其の時が來るのを俟っていた 目の前が荒んでた 欠けた月が未だ冷たくて 感じられる想い凍りつけ！ 體が動かせなく為っていて 何も見えなくなって 繋がった点と爆ぜた此の朝焼けが 白い粉雪と共に混ざって今消えていく！ ずっとずっとずっとずっと 助け求めてたのに 拭った涙はとても篤く 雪すらも凍らせや出来ず 怖いだとか苦しいだとか 聞き飽きてしまったな 嫌な気分になってしまった 全てを凍らせてよ！ 不安だとか憂いとかさ そういうのは消えるけど 其の光景だけは消せず終いで 何故かとても悲しかったな 凍る凍る凍る凍る 全てを凍らせてくれ！ 永遠の冷たさを感じて 其処で眠るのでした |