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廃れた記憶が遠ざかり、
歩き出すのを止めて、
書き連ねた本のその端くれに、
想いを馳せていたのです。
耐えられなくなるこの気持ち、
縛り付けられても、
あなたの事、
好きで仕方ないから、
閉じ込めてしまうのです。
僕のことだけ見て欲しいから、
苦しめてしまったかな...?
壊れた心は対価を厭わず、
また愛すのでした。
形骸化した過去の過ちは、
もう戻れないのです。
暮れた空見上げ、
夜に苛むは、
只、あなたの所為で。
叶うことない自由を願う、
私は堕ちるのです。
こびり付いたあの日の記憶、
まだ覚えているかな?
泣き喚いた声は、
戻ること無く、
あなたに刺殺された。
枯れた涙はもう零れない、
また裏切られたのです。
壊れた心は対価を厭わず、
また殺すのでした。
形骸化した過去の過ちは、
もう戻れないのです。
暮れた空見上げ、
夜に苛むは、
只、わたしの所為で。
叶うことない自由を願う。
あなたを許しません。
絡まる鼓動は、
消えてなくなると信じてました。
あなたを許しません。
壊れた心は対価を厭わず、
また愛すのでした。
形骸化した過去の過ちは、
もう戻れないのです。
暮れた空見上げ、
夜に苛むは、
只、あなたの所為で。
叶うことない自由を願う。
私は堕ちるのです。
夢を見ていた君のこと、
もう思い出すことは無いので、
あなたを忘れました。 |