あなたが絶滅させました。
モーリシャス島 | ||
それはいつもの帰り道、 知らない生き物が居た。 気になり近づいたら、 いきなり捕まれた。 穴が空けられ、 体が溶けてく、 焼けるような痛みも、 無視されていた。 私達はなぜ生まれ、 殺され続けるのかな? 友達もみんな死んで、 もう誰も居ない。 |
前夜祭 | ||
底ですら見えず、 諦めてた。 全てが嘘だと、 偏狭に呑まれた。 知らず、知らずに、 弾孔だけ。 見えない闇が、 盲目へ。 殺され、自刎し、 消えてしまうか? 全てを壊しても、 破壊された。 あなたの、 貴方の、 貴女の目が、 釘を打つ。 片言隻句も、 忘却できずに。 |
デスペア | ||
捜すと壊れ、 既に遅すぎた。 海さえ沈んだ。 求める、答え。 集まる愚者達。 消滅したのか? 死期が来たのか? 荒廃してる。 誰も居ないよ。 絶滅してた。 |
Factor | ||
怨言 | ||
繋がった電線の声、 時に其れは苦痛へと、 裏面を見、 失望するのです。 強張った想いの言葉が、 時に其れを焼き尽くす。 目が見えずに、 ナイフを振るのです。 もう既に其所で諦めている。 もう既に其処で死に続けてる。 誰かが其処に居たとしても、 変わらず朽ち続けてる。 もう既に其処で助けていても。 もう既に其処であだ花と成る。 実る事さえ捨ててしまい、 全てわたしの所為だ。 |
あ | ||
卑賎な言葉も、 渇仰していたよ。 無知なコトを嘲笑う。 望んでも、ダメ。 信じても、ダメ。 縋っても、意味なんて、 潰されていた。 それは嘘を吐いていた、 虚構の人間で。 妄信の末に狂う、 廃人が故に姿。 存命留意の、 形を遺してる。 嘲笑も既に終わり。 中止でも、ダメ。 止めてても、ダメ。 詐欺師に嗤われる、 愚かな所為で。 それは嘘を吐いていた、 虚構の人間で。 妄信の末に狂う、 廃人が故に姿。 それは真も壊して、 無実の人外で。 もう既に自棄に狂い、 廃人が故に姿。 それは嘘を吐いていた、 虚構の人間で。 妄信の末に狂う、 廃人が故に姿。 それは真も壊して、 無実の人外で。 もう既に自棄に狂い、 あなたが絶滅させた。 |