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脆く消えた、 虚偽のアステリア。 褪せゆく空は、 歪みて。 凋む天幕から雷光が射し。 やがて雨が降り注ぐ。 嘲嗤い、 放蕩に暮れる。 風光明媚な海月は、 降り注がれ、 奸物達を呑み込む。 蓋はひび割れ、 淀みは零れて、 潮と海は混ざり合い、 渦を巻く。 山々は水面に隠れて、 町は消え、 沈み、 泡と共に消えた。 茫然自失、 道のアスファルト。 行き交う日々は、 忙しなく。 点滅信号機に脇目も振らず、 愚者は渡世に勤しむ。 嘲嗤い、 小突き、 罵る。 鵜の真似をする鳥が、 群れを成して。 我が物顔で、 振る舞う。 意志は唄えど、 「心」ここに在らず、 人と人はいがみ合い、 毒を吐く。 モラリティは隠されカオスにすり替えられて、 何れ灰と共に消える。 空には魚が飛び、(地は底と変わり果てて、) 雲は消え失せ、月日は沈む。(富も文明も、藻屑と変わる。) 冥く深い闇へと堕ち、(愛も希望も野望も夢も全て、) 体は海と混ざりて消える。(水泡のように弾けて消える。) 嘲嗤い、 放蕩に暮れる。 風光明媚な海月は、 降り注がれ、 奸物達を呑み込む。 蓋はひび割れ、 淀みは零れて、 潮と海は混ざり合い、 渦を巻く、 山々は水面に隠れて、 町は消え、 沈み、 泡と共に消えた。 意志は唄えど、 「心」ここに在らず、 人と人はいがみ合い、 毒を吐く。 モラリティは隠されカオスにすり替えられて、 何れ灰と共に消える。 そして悔いを改めるのでしょう。