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暗澹の塋域に誘われ、 判断を遅らせ続ける。 段々と丸みを帯びてゆき、 侃侃と叫ぶ。 旋律を奏で歌い、 盈虚に心を晒し続け、 迷い、 謀を噛み砕き、 僻み。 星空を眺めた。 金色の大地を駆け巡り遊んだ 手が離れても気づかないで 反射する光が縺れ、 確執を照らし出せずとも、 傘を差しだすその手を、 壊さないように。 端的に話し出す頭蓋の中、 心地よい音が鳴り響く。 海淵に沈んだ儘、 何を考えるのか。 曖昧な再開に綻び、 靉靆にその目を光らせ、 媒体に全てを請け負わせ、 徘徊している。 伴奏を固め奏で、 俯瞰で開闢を眺めてる。 悟り、 謀り自己肯定し続け、 曇天を眺める。 主観的には全てが完璧だった 自分では気づけないのです 反射する光が縺れ、 確執を照らし出せずとも、 傘を差しだすその手を、 壊さないように。 端的に話し出す頭蓋の中、 心地よい音が鳴り響く。 海淵に沈んだ儘、 何を考えるのか。