籠の中の小鳥が、 小さく鳴いて黄昏ている。 未完成のレプリカと静かに、 耳を澄ましていました。 無力さと迷いで、 何も出来ぬ儘、 曲線は点へと繋がらずに、 何処かへ向かっていく。 只 人真似に快さを覚え、 意気軒昂に組み立てるイミテーション、 斜め上に上がる座標軸、 だけど何処か空しさだけは消えず。 籠の中の小鳥が、 裏に隠してたアレンジメント、 信号は途切れ 時過ぎて朽ちる、 手紙は失墜する。 足跡を追った、 回想に浸っても、 そこは表示管 映す灰色が悲しそうに。 只 人真似に快さを覚え、 意気軒昂に組み立てるイミテーション、 斜め上に上がる座標軸、 だけど何処か空しさだけは消えず。