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呼吸を殺めた彼の者が、 声に従いあなたを探す。 蝋人形を綴り、 灰と化す街を歩いた。 灰と化す街を歩いた。 「どこにいるの」隔つ声がした、 「ここにいるよ」隔つ声がした、 時計の針が零時を示す。 時計の針が零時を示す。 朽ち果てた感情を殺す、 朽ち果てた感情を殺す、 目が一つ光る、 目が一つ光る、 追いかけて、 追いかけ続けた、 星彩の下でした。 星彩の下でした。 錆びついた記憶を消し去る、 錆びついた記憶を消し去る、 時が酷く光る、 時が酷く光る、 硝子に映る 孤影は進む、 いずれ色彩が浮かぶまで。 いずれ色彩が浮かぶまで。 吐息を描いた彼の者が、 記憶を求めわたしを探す。 偶像に縋れども、 迷える唄声は何処? 迷える唄声は何処? 「おぼえていて」番う声の先、 「わすれないで」番う声の先、 動かぬ針は零時を示す。 動かぬ針は零時を示す。 朽ち果てた感情を殺す、 朽ち果てた感情を殺す、 目が一つ光る、 目が一つ光る、 追いかけて、 追いかけ続けた、 星彩の下でした。 星彩の下でした。 錆びついた記憶を消し去る、 錆びついた記憶を消し去る、 時が酷く光る、 時が酷く光る、 硝子に映る 孤影は進む、 いずれ色彩が浮かぶまで。 いずれ色彩が浮かぶまで。 「どこにいるの」隔つ声がした、 「ここにいるよ」隔つ声がした、 時計の針が零時を示す。 時計の針が零時を示す。 朽ち果てた感情を殺す、 目が一つ光る、 追いかけて、追いかけ続けた、 星彩の下でした。 錆びついた記憶を消し去る、 時が酷く光る、 硝子に映る孤影は進む、 朽ち果てた感情を殺す、 朽ち果てた感情を殺す、 目が一つ光る、 目が一つ光る、 追いかけて、 追いかけ続けた、 星彩の下でした。 星彩の下でした。 錆びついた記憶を消し去る、 錆びついた記憶を消し去る、 時が酷く光る、 時が酷く光る、 硝子に映る 孤影は進む、 いずれ色彩が浮かぶまで。 いずれ色彩が浮かぶまで。 硝子の向こうに孤影がふたり、 いずれ色彩が浮かぶまで。