寂れた冷蔵庫の中で、 使い古した薬物に、 探求心が点火した音が、 ビリリと伝え出した。 達す声の神秘と誘惑が、 全て混ざって 繰り返す、 ケージの中 脳を刻まれ 転移し出すタイムライン。 身体ごと消して、 拵物が膨れる、 時の過ぎる間に、 何も知らない歓声が、 表面を覆っていく。 針の囁きに狂いだした、 雨粒に頭を抱えて。 確信持ちの陰謀者が、 描いた葉 目を塞ぎ、 曇らない様に箱を閉めて、 その意味を弾き返すのです。 偽の覆面の裏側には、 上辺で詰まる ダイアログ、 詭弁と失考のコンフュージョン、 生ずトラウマトフォビア。 身体ごと浸かり、 行き来を来る返してく、 時の過ぎる間に、 何も知らない歓声が、 表面を覆っていく。 針の囁きに狂いだした、 雨粒に頭を抱えて。 わたしも誰かも姿消し、 転げ落ちる心臓は、 自分自身に止めを刺されて、 跡形もなく消えていく。 抜け出した先、 全てを理解し、 向かう先は遥か彼方、 動きを止め、 静かに事切れる、 全て言の葉の所為です。 何も知らない歓声が、 表面を覆っていた。 針の囁きに狂い尽きた、 雨粒に誰が笑うのでしょう。 みんな誰かと姿消し、 転げ落ちる心臓は、 自分自身に止めを刺して、 跡だけ残して消えていく。 電話の奥から聞こえる声は、 何時か途切れるのだろうか。