揺らめく液晶が、 歪んで壊れる。 気化熱の様に、 目に見えないの。 荒めく真空が、 劈き壊れる。 狐の嫁入り、 上に降るので。 変わらずに繰り返すか、 望まずに消えるのか、 あからさまに正しくないはずで、 潮風さらす。 閃く水品が、 えずいて眠れる。 三日月の様に、 音が聞こえず。 甘えて蕩けても、 行き先見えない。 夜に冥府へと、 恐らく見栄を。 変わらずに繰り返すか、 望まずに消えるのか、 あからさまに正しくないはずで、 それでも摸倣。 変わらずに繰り返すか、 望まずに消えるのか、 あからさまに正しくないはずで、 潮風さらす。 変わらずに繰り返すか、 望まずに消えるのか、 あからさまに正しくないはずで、 それでも摸倣。